油文化

全てのタイプのオリーブオイル:いちばん質の低いものから一級品まで。

全てのタイプのオリーブオイル:いちばん質の低いものから一級品まで。

私たちのウェブにエクストラバージン・オリーブオイルの製造プロセス とそのカテゴリーを決めるための分析についての記事があります。

それでは、市場で見られるオリーブオイルの様々なタイプを見ていきましょう。次にオリーブオイルを購入する時、いちばんいいものを選べるようにその違いを知っていただきたいのです。

オリーブオイルの分類

完成したオリーブオイルには、試験室で理化学分析とテイスティングによる官能分析が行われます。この2つの分析によって完成したオリーブオイルの質が決まるのです。

この2つの分析結果によって、バージン・オリーブオイルやエクストラバージン・オリーブオイルの場合は直接ボトリングされます。この2つのカテゴリーに分類されなかったオイルは、精製という化学的プロセスを経てからボトリングされます。続けて、タイプ別オリーブオイルを見ていきましょう:

  • ランパンテ・オリーブオイル:地面から採ったものや発酵プロセスが始まっているものなど品質の劣るオリーブから作られたオイル。様々な要因の中で、オリーブの状態が原因で、官能的欠陥のあるオイルとなり、酸度は2%以上あります。このオイルはそのまま食べることはできません。ボトリングされることも商品化されることもなく、精製工場へ送られる、あるいは別の産業目的に使われます。
  • リファインド(精製)・オリーブオイル:このオイルは通常、ランパンテ・オリーブオイルを理化学的プロセスによって精製したオイル。このタイプのオイルの酸度は最大0.3%で、そのまま商品化されることはありません。別のオイルとブレンドされ、以下のカテゴリーのオリーブオイルへと姿を変えます。
  • オリーブオイル:リファインド・オリーブオイルとバージン・オリーブオイルをブレンドしたもの。このオイルは食用で健康にいい要素も備えています。ですがその品質はバージン・オリーブオイルやエクストラバージン・オリーブオイルには劣ります。
  • バージン・オリーブオイル:機械的プロセスによってオリーブから直接できるオイルではありますが、少々官能的欠陥があります。酸度は通常、0.8%以上2%以下です。バージン・オリーブオイルはいいオイルですが、その品質はエクストラバージン・オリーブオイルには劣ります。
  • エクストラバージン・オリーブオイル:機械的プロセスによってのみ作られるオイルで、酸度は最大0.8%のオイル。このオイルは非の打ち所のない官能的特性を持ち、他のオイルにはない健康にいい要素を持っています。エクストラバージン・オリーブオイルはどんな料理にも使えます。

aceite de oliva virgen extra

 

エステパ保護指定原産地呼称のエクストラバージン・オリーブオイル:エステパ保護指定原産地呼称DOPによって認定されたエクストラバージン・オリーブオイルは、以下の3つの側面でエクストラバージン・オリーブオイル国際基準よりももっと厳しい基準を満たしています:

  • 私たちは酸度0.3%以下にこだわっています。酸度とは、バージン・オリーブオイルの品質パラメータの一つで、その値が低いとそのオリーブオイルが健康で新鮮なオリーブから作られたということを示すのです。酸度は低ければ低いほどいいのです。
  • フルーティさ:私のエクストラバージン・オリーブオイルは国際基準よりも高いフルーティさを持っています。これは、私たち保護指定原産地呼称によって認定されたオリーブオイルの素晴らしさを定義する別のパラメータです。
  • ポリフェノールとトコフェロール:私たちのオリーブオイルは、高い抗酸化値を示しています。これは食べることで、細胞レベルで健康によく、病気に苦しむリスクが低下することを示しています。

以上のことから、私たちは世界で最も厳しくエクストラバージン・オリーブオイルを認証していると言えるでしょう。

この先、私たちからのアドバイスがオリーブオイルを買う時の助けになることを願っています。きっとあなたの料理も健康も喜ぶことでしょう。

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