まず初めに、一口にオリーブオイルといっても様々な種類があります。その全てが

エクストラバージン・オリーブオイルと呼ばれるわけではありません。エクストラバージン・オリーブオイルとは最高品質カテゴリーにある、細かい製造方法のおかげで他のオリーブオイルにはないポジティブな特性を持つ、非の打ち所のない品質の唯一の天然果汁です。

公式の定義

エクストラバージン・オリーブオイルは«酸度が0.8％以下の機械的な手順を経て作られるオイル製品。完璧な官能特性を持つオイルで、全てのオリーブオイルの中で最も健康特性を持つもの»と規定されています。

エクストラバージン・オリーブオイル（AOVE）の製造

エクストラバージン・オリーブオイルの製造プロセスは、バージン・オリーブオイルと同じですが、最高の状態のオリーブを使って厳しい条件下で製造されます。

さらに、搾油までの各製造段階で細部にまでこだわり、一つの間違いもないように細心の注意を払います。ですからこの徹底したプロセスがエクストラバージン・オリーブオイルと呼ばれる何の欠陥もない素晴らしい商品を生むのです。

続けて、エクストラバージン・オリーブオイルの製造プロセスの各段階を見てみましょう：

1. オリーブの木と果実の世話
2. オリーブの実の収穫
3. 運搬と荷降ろし
4. オリーブの洗浄と軽量
5. 粉砕とすり潰し
6. 撹拌
7. 遠心分離
8. デカンテーション
9. 保管

さらに詳しく知りたい場合は、私たちのブログにあるエクストラバージン・オリーブオイルの製造に関する記事をご覧ください。

とのようにエクストラバージン・オリーブオイルと見分けるのですか？

オリーブオイルがエクストラバージン・オリーブオイルとして認定されるためには、以下の2つの検査を行います：

1. 理化学検査。出来上がったオイルは、国際オリーブオイル委員会（IOC）が定めるパラメータに基づいたヨーロッパ基準に従って、カテゴリーを決めるための一連の分析にかけられます。エステパDOPの認定を受けたオリーブオイルは最も厳しい基準をクリアしたものです。
2. テイスティング。ラベルがつけられる前に、必ずオイルテイスティングが行われます。この段階を経て、エクストラバージン・オリーブオイルと呼ぶことができるのです。テイスティングの重要性のため、テイスティングを行う場所、官能評価に使われる道具至るまで全てのプロセスは細かく規定されています。では誰がテイスティングを行うのでしょうか？この記事をご覧ください。